1978年、MGCCジャパンセンターのメンバーによるイベントとして、高輪プリンスホテルの古稀殿にて開催された第1回MG Dayも、平成15年10月25日、回を重ねること今年で25周年を迎えるに至りました。
このイベントが四半世紀も続いたのは、ジャパンセンターのメンバー各位の努力に負うところが大きいですが、日本中の熱心な愛好家と、何よりも人を魅了してやまないMGという小さな、しかし、偉大なSports Carならではのことでしょう。
そんな魅力に満ちた54台のMG達が集い、記念すべき第25回MG Dayは好天気の下、軽井沢はホテル鹿島の森を舞台に幕を開けました。
創立メンバーの一人である窪山新会長のエントラントに対する感謝の意を表した開催の挨拶に続き、平井メンバーから例年のコンクールデレガンスに替え、新しい試みとして行うエントラントによる人気車投票の説明がありました。
この人気投票のため、PW、Tシリーズを除き車種に関係なくオーナーの気の向くまま、ランダムに磨きこまれた愛車を芝上に並べました。
今回はエントラント全員が審査員となるため、いつもはあまり意識していない各クラスのMGにも熱いまなざしが注がれ、その真剣さは審査方法こそ変わったものの、例年に引けをとらないものでした。
審査投票を終えた人々は1年ぶりの再会を喜び、仲間達とワイン片手に楽しい語らいを随所で繰り広げていました
今回の参加車をクラス別に見て行くと、Aクラスが5台、Bクラス(CやRV8も含む)が21台、Midgetクラスが12台、Sクラスが2台、Tクラスが8台、PWクラスが5台、MGFが1台という内容でしたが、投票結果は夜のパーティーで平井メンバーから発表され、例年通り各ファミリークラブ賞も授与されました。
パーティーの目玉である豪華賞品の当たるゲーム大会は、昨年に引き続きパーティー入場券の半券によるクジ引き大会として、少々酔いの回った司会者の軽快なトークと共に楽しく盛り上がりをみせ、入場者全員が何らかのお土産をGetできました。
そんな楽しいパーティーの時間も瞬く間に過ぎ、パーティー最後には例年通りに来年の開催日程のインフォーメーションがあり、次回は1週間早い10月16日の開催ということなので、穏やかな暖かい日を期待しつつ、エントラント達との再会を誓い合い、楽しいパーティーも幕を降ろしたのでした(残念ながら翌年に予定されていた第26回MG Dayは、浅間山噴火の影響で翌々年に順延されました)。
天候に恵まれた第25回MG Dayは無事に終了することが出来ました。これは何日も前から準備に明け暮れたオフィシャル全員の努力の結晶です。皆さん御苦労さまでした。
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