2006年10月14日(土)、恒例のMG Dayが開催されました。
参加車両は50台。この日、小雨の中をはるばる軽井沢に結集したエントラントは、当日他のメジャーなヒストリックカーイベントが重なったこともあり、MG Dayにかける意気込みでは誰にも劣ることのない精鋭たちといえましょう。
参加者車両はJapan Centreからは9台のエントリー。内訳はPre Warが3台、Tクラス2台、Bクラス20台、Mクラス1台、Fクラス1台。そのほか名古屋MGCCから9台、神戸MGCCから9台、東北MGCCから2台という状況でした。
昨年からコンクールはエントラントによる人気投票になっています。Japan Centreのメンバーには好評のこのシステム、オフィシャルを含めた会員たちは芝生で車両を囲み語らいに加わる者、宴会に加わる者と自由な雰囲気を楽しんでいました。MG Day当日の審査の慌ただしさから、足の遠のいていた会員には是非また安心して参加して頂きたいと思います。
さてコンクールの結果、最多得票は5台の参加車両に対し13票を集めたAクラスでしたが、いずれも粒ぞろいの車のため、意外に票が割れてしまいました。これに対し20台の大量参加のBクラスはわずか12票の得票に終わりました。しかし、そのうちの6票を獲得した初参加の鳥海氏のMGBが優勝をさらいました。
この車両は79年式MGBですが、20年間ガレージで休眠していた物をD.I.Y.で修理し参加されたとのこと。そのオリジナリティーの高さが評価されていました。
2位には4票ずつを獲得した青木氏のMGAと、加藤氏のMGAがそろって入りました。毎年賞をさらって行く戦前型は今年は4台の車両に対し5票が入ったのですが、いずれも甲乙つけがたい美しい車がそろった為か入賞を逃してしまいました。
4位は同じく3票の桜井氏のMidgetと木下氏MGBとなりました。単なる人気投票の形式ではありますが、そこはやはり筋金入りエンスージアスぞろいのエントラントのこと、他の車両に向ける評価の眼は鋭く、極めて妥当な結果に終わったようです。
今年のパーティーでは前年もエキシビションで行われた、名古屋・神戸MGCC主催のロッカーカバーカーレースが正式に開催されました。
Japan Centreからも愛知会員の力作、フロントサス付きのレーサーが参加し健闘しました。新しい楽しみが登場した今年のパーティーはまた一段と盛り上がったようです。
余興の司会では毎年大受けに受ける馬込会員が今年は欠席のため大いに心配された進行でしたが、代わって登場の愛知会員はさらに大受けし、瞬く間に閉会の時間となりました。
今年もまた盛会のうちに終わったMG Day。協力オフィシャルのメンバーや、名古屋・神戸・広島・東北MGCCをはじめとする協力(強力!)クラブの方々に感謝致します。
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