講演会「話題の最新モデルとEVに関して」

日 時: 2021年2月21日(日曜日) 10:00~
会 場: 国際文化会館
参加者: メンバー9名、入会希望1名、ゲスト1名  計11名

 さる2月21日に国際文化会館セミナー室において、昨年に引き続き、多岐にわたって情報を発信している自動車ジャーナリスト、 内田俊一氏を迎えて「話題の最新モデルとEV に関して」のテーマで講演会を行いました。

1.「話題の最新モデルについて」
 昨年の新車発表においては正常進化のモデルチェンジが多かったが、中でも注目されたホンダやマツダの 3車種についてのお話がありました。 外見をほとんど変えずに中身を一新していたり、EVによる新しいライフスタイルの提案、既存の価値観を見直して 新たに提案されるモデルなど、とても興味深いものでした。

2.「EVは本当にクリーンなのか」
 世界的なCO2削減政策の流れを受けて、各メーカーは将来的に内燃機関のみの生産は出来なくなるという状況であるが、 マイルドハイブリッドを含めた内燃機関システムであれば、生産を継続することが出来るとのことです。
 また、真剣にCO2削減を考えるならば、車のライフサイクルを総合的にとらえ、原料の採掘、製造から整備、廃棄に至るまでの トータルのCO2排出量を削減する取り組み進めていくべきというお話でした。 最近発表された内燃機関のみの車とEVのCO2排出量を比較したデータによると、新車の時点では、EVは大容量バッテリー生産のため、 内燃機関よりもCO2排出量が多く、走行距離が伸びるに従ってその差は縮まりやがて逆転するも、バッテリーの寿命により 新しいバッテリーに交換した時点で、再度EVの方がCO2排出量か?多くなってしまうとのことでした。 現時点では、CO2削減の点で、必ずしもEVの方が有利とは言えないようです。

 今回も、大変興味深い沢山のお話を聴くことができ、貴重なセミナーとなりました。

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